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節税効果抜群!?

   もう既に株をやっているひと、いまから株をやろうとしている人、すべてのひとが、早急にやった方が良いと思うことです。
(もう、できなくなりました。)

  先に結論をいうと、『株で得た利益については、通常10%の税金がかかるが、それがほぼコスト0で、無税となり、さらにそれが今年を含めた3年間続く。』というなんとも素晴らしい方法です。2003年からの好調振りで、かなり含み益を得ているひとだけでなく、現状まだ株でそれほど利益を得てない人にとっても、お勧めです。

そもそも特定口座って?

 さて、以前までは、株で得た利益に対して二通りの納税方法がありました。ひとつは売買額の1.05%の税金を源泉徴収で支払う方法(源泉分離課税)と、自分で税務署へ行って、利益の20%に対する税金を納める申告分離課税の二つです。この二つの申告方法のうち、有利な納税方法を投資家が選択することができました。(さらに、ずっと以前は原則非課税だった時代もあったそうです。)

  しかし、現在では、原則として各自で確定申告が必要な申告分離課税の一本となり、税率は平成20年まで10%です。 そこで、それらの手続きを簡略化させるために「特定口座」なるものが生まれ、株主自らが税務署へいかなくても簡単に納税できるような仕組みが『特定口座』っていうものです。

  証券会社が所得費と売却額の差分を計算して利益分10%を源泉徴収してくれます。もちろん損をする場合もありますから、1ヶ月単位で損益を計算して、月ごとに利益の10%を納税し、通年で再度計算したときに、税金を払いすぎていた場合は、超過分が還付されます。

『特定口座』×『みなし取得費』で節税

  そこで、この便利な特定口座と合わせて使うと非常に効果的な節税対策となるのが、「みなし取得費」という特例です。

 これは、タンスの中に眠っていて(昔からもっていて)いくらで買ったかわからない株券について、平成13年10月1日の終値の80%を、その株の取得額と「みなす」制度です。

 この「みなし取得費」制度はタンス株を上述の特定口座へ入庫する場合に利用できますが、この「みなし取得費」は、最近買った株券であっても、一度証券会社から現物として引き出し、他の証券会社へ預ける場合等においては、適用可能なのです。

 これにより、たとえば、平成13年10月1日の終値が100円の場合、現在1円で買った株でも、「みなし取得費」で計算すると80円で取得したことになり、そして再びその株を1円で売却すれば、実質の損失は手数料のみですが、特定口座の管理上の損失は一株当り79円となるのです。たとえば、1円の株を10万円分買って、現物で引き出し、他の証券会社の特定口座へ入庫し、そして売却した場合、実際の損失は手数料の1500円程度ですが、経理上の損失は790万円分(+手数料分)となるため、同じ額の利益に対する税金(79万円)を払わなくて済むのです。1500円で、79万円の効果です。すごいでしょう。

実際の手順

  実際の流れは以下のとおりです。、
平成13年10月1日の終値(高)と現状の株価(安)が大幅に乖離している銘柄を探す。
 (たとえば、現在1円、みなし価格だと200円という風に乖離(率)で探すのがポイントです。)
②その銘柄の売買で得られる想定損失が今後3年間で想定される利益と相殺できるよう、購入株数を決定する。
 (株券の出庫ができる証券会社にて、現物取引で買う必要があります。)
③購入後直ちに出庫する。
 (出庫時に、名義書換をして自分名義に書き換える必要があります。)
④株券が届いたら、特定口座を開設している別の証券会社への入庫手続きをします。この際、株券の取得費については、『みなし取得費』を使うことを忘れずに。
 (入庫については、どこの証券会社も受け付けていると思います。)
⑤含み利益のある株券等は普通に特定口座のある証券会社へ移管手続きをして、利益と損失を相殺します。
 (損失は3年まで繰り越せますが、すぐに売らずに、徐々に売っていくのも手です。そうすれば、実質何年でもこのみなし取得費のメリットを活かせます。)

 ちなみに私は、
4830 プライムシステム (現在株価1円、みなし取得費267円)をとりあえず10万円ほど買っておきました。
これにより、2660万円までの利益については、実質非課税となります。
ただ、今後のことを考えると、50万くらいは追加で購入しようかと思っています。
購入・出庫・名義書換を行ったのは、e-trade、入庫は楽天証券です。 実際の流れは以下のとおりです。、
①平成13年10月1日の終値(高)と現状の株価(安)が大幅に乖離している銘柄を探す。
 (たとえば、現在1円、みなし価格だと200円という風に乖離(率)で探すのがポイントです。)
②その銘柄の売買で得られる想定損失が今後3年間で想定される利益と相殺できるよう、購入株数を決定する。
 (株券の出庫ができる証券会社にて、現物取引で買う必要があります。)
③購入後直ちに出庫する。
 (出庫時に、名義書換をして自分名義に書き換える必要があります。)
④株券が届いたら、特定口座を開設している別の証券会社への入庫手続きをします。この際、株券の取得費については、『みなし取得費』を使うことを忘れずに。
 (入庫については、どこの証券会社も受け付けていると思います。)
⑤含み利益のある株券等は普通に特定口座のある証券会社へ移管手続きをして、利益と損失を相殺します。
 (損失は3年まで繰り越せますが、すぐに売らずに、徐々に売っていくのも手です。そうすれば、実質何年でもこのみなし取得費のメリットを活かせます。)

H18.2時点での口座状況
たった10万程度の費用で、ものすごい損失がでている状態。。。

  4830.PNG
・プライムシステムから、サンライズテクノロジー社に社名変更済み。
・また、1000株⇒1株とする減資を実施。
・既に、節税のため、数十株売却済み。。。

 ここまで読んでいただいた諸兄は、いまのうちに是非実行しておいて欲しいです。
なぜならば、この制度は平成16年12末までしか利用できないからです。

最後に

 さて、ここで最後に気になる点を書いておきます。それは、この方法が「合法か否か」です。
これについては、諸説あるようですが、私が税金関連の本を数冊調べたところよると、「合法」のラインだそうです。
税務署の方も、当然こういう節税方法があることは知っているようですが、現状は「申告分離課税」や「特定口座」の
普及促進のため止む無しと見ているようです。ただし、確信犯且つ悪質な租税回避は、追徴課税等の対象となるようですので、
あくまでも自分の判断で実行ください。
ちなみに、某R証券のサイトなどでは、特定口座への取得日・取得価格がわからない株券の「みなし価格」での入庫を明らかに合法な言いまわしとして、説明しています。

もし、それでも不安という方は、
こちらの本をお読みください。
節税の鬼になる本(個人財産編)


みなし価格制度のように「知らない」ことによる損失は極力避けたいものです。

株のお奨め本

  ここ半年くらい、暇さえあれば株関連の書籍を読んでいました。雑誌系を抜かしても20冊くらいは読んだでしょうか。
(そのわりに大したことない、ってつっこみは勘弁してください。。。笑)

  もちろんネットや掲示板で得た情報も大きいし、何より実際の株の取引で得た知識も大きいですが、
何しろ半年前はまったくの素人が、すでに300%以上の利益、金額にして、、、1000万近く稼げてたのは、
これらの本で得た土台があってこそだと思います。その中にはそのまま即実践で役立つものもあります。

 まだ自分の投資スタイルを見出していませんので、(当然実践と平行して、)これからもたくさん本を読んでいくと思いますが、
ここで、いままで読んだ中のおすすめ本をいくつか紹介したいと思います。
(少し辛口目評価でいきたいと思います。)

ちなみに、画像をクリックすると、紹介した本を楽天ブックスから直接買うことができるようにしてあります。
1500円以上は送料無料で届けてくれますので、是非ご利用ください。
NEW!!
1年4か月で2億円稼いだ私の短期回転売買術
(著:梶田 政人)
¥1,400(税別) オススメ度:★★★★★
株1年4か月で2億円稼いだ私(わたし)の短期回転売買術 border=0  一見単なる自慢本ですが、その実、資本の有効的な回し方、チャート分析の超実践的な手法を教えてくれるありがたい本です。著者の銘柄選定・決済タイミングの基準は非常にロジカルで、しかし、だれもが見落としがちな点をカバーしています。それは、、、「どの銘柄においても、売買のタイミングはその銘柄だけの上げ下げでは判断できない」ということです。いかに今から数日のうちに上がるとわかっていても、より上昇率が見込まれる銘柄があるのであれば、直ちにそちらに向かうべきということです。その他にも、チャート分析において、その辺の小難しい分析本とは比較にならないほど、実践的な方法を多くの実例を元に紹介しています。はっきりいって、いままでマイベストであった↓よりもオススメ。

40歳からの1日10分間 科学的「」投資法
(著:増田 正美)
¥1,400(税別) オススメ度:★★★★★
40歳からの1日10分間科学的「株」投資法  実践的なテクニカル売買手法の参考書としては、私の中でバイブル的な存在です。著者は大阪大学理学博士でもあり、高エネルギー物理学研究所の名誉教授でもあり、私の母校の元教授であったりもする数学者です。(典型的なアホ学生だった私は、もちろん知らない教授でした。)そういったステータスにもかかわらず、理論を永延説明するわけでもなく、(むしろそういう部分は極力避けて)実践的なテクニックを紹介しています。
 そのほかにも、各種チャート分析の説明もわかりやすく、チャート分析の基本の「き」から、酒田の五法、一目均衡表、グランビルの法則などの法則系指標、RSI、MACD、ボリンジャーバンドなどのテクニカル分析指標の使い方を実践的に学ぶことができます。(本当は、すぐに役立つ投資手法を紹介したいのですが、それは是非本を買って読んでみてください。)

ネット投資家の戦い方 
(著:浜島 昭平)
¥1,600(税別) オススメ度:★★★★★
ネット投資家の戦い方個人投資家が株式市場でプロに対して互角に戦うために  弱小な『個人投資家』が魑魅魍魎、阿鼻叫喚(勝つためには何でもあり)の世界で、大人(金融業者や機関投資家)とどのように戦って行けばいいかを教えてくれます。多分これまで読んだ株関連のなかでは、もっとも親しみやすく、楽しい本だと思います。
 少し極論とオカルト(?)が混じってはいますが、本人はいたって冷静に自分を見つめ、単純な客観的理論での最適解ではなく、自分の性格・趣味・趣向を考慮したうえでの最適な投資スタイルを確立している点に共感をもてます。ですので、正直私の投資スタイルの参考にはならないのですが、氏なりの投資手法はかなり実践的でもありますし、少なくとも投資に対する「考え方」を学ぶには非常に良い本だと思います。投資暦20年以上のベテラン投資家が、生涯はじめて書いた本らしいので、エキスがかなり濃縮されています。

株はあと2年でやめなさい 
(著:木戸 次郎)
¥1,400(税別) オススメ度:★★★★☆
株はあと2年でやめなさいそして2008年、修羅場がやってくる  何事にも結果はより大きな要因により影響を及ぼされます。2割8割の法則というのがありますが、それは、10の結果は2割の要因によって導かれるので、のこり8割に力を入れるのではなく、2割の部分に資源(人・物・金・時間)を集中しなければならない、というものです。さて、まわりくどく書きましたが、本書は、「株」でいうところの2割の要因となる今後の大きな相場感を知る上でとても参考になる書です。今後100年における国際経済の潮流から、今後4年から5年におけるトレンドまでを「株」という軸で大きくまとめています。
 また、 そのトレンド中でキーとなるテーマ(新エネルギー、日本発のIT、カジノ)とそれらテーマを代表する銘柄(企業)について、説得力のある解説をされています。「投機」でなく、これぞ「投資」という感じです。

スピード売買術 
(著:仁科剛平、阿部智沙子)
¥1,400(税別) オススメ度:★★★☆☆
株のスピード売買術しっかり儲けを重ねる  短期トレード(1~2日、長くても1週間程度で反対売買をするスタイル)のススメとしては、王道的な本だと思います。手元にもっておいて損はない一冊です。大まかな流れは、
①時代背景と短期売買のススメ
⇒ネット取引が充実してきて個人投資家が活躍できる時代だが、 やはり機関投資家のもつ情報の質とスピードにはかなわない、しかし、チャートであればだれにでも公平な情報なので、個人投資家にはうってつけ。(大体どの本もこんな感じです。)
②チャート・ローソク足・テクニカル指標の解説
③各種指標の実際の使い方・実践例
④その他情報(ネット証券比較など)
と、まぁ最近の短期売買とかテクニカル売買とかの本は、大抵こんな流れですので1・2冊あれば十分だと思います。


 ちなみに余談ですが、私は本はできる限り「自分で買う」スタンスでいます。最近では、ある程度の情報や生きた情報はネットで収集する傾向がありますが、世の中本当に有用な情報はやはりお金を買わないと手に入りません。著者が10年も20年もかけて培ってきたノウハウをたかだか1500円で購入できるのであれば買って損はありません。(とはいえ、ネットレベルの本も多数ありますが、、、)5冊買ってもたかが1万円。図書館やネットで済ますのも結構ですが、本当に良い本は、いつでも手元に置いて見たいときに見れるようにしておきたいものです。
  あ、鮮度が重要な価値のある情報(サプライズ、大材料など)については、かなり高値を出さないと購入できませんから、、、残念!!(投資顧問料とかを払うなどして入手しなければなりません。)

定額制の証券会社が良いのか?

 株をやりはじめて、少し慣れてくると、気になってくるのが手数料です。これまでの窓口系証券会社と違って、ネット証券は手数料が桁違いに安いので、月に一度や二度の取引であれば、それほど気になる額ではありません。

 しかし、そんな格安ネット証券でも、月に20回(売り買いを1回と考えたら10回)を超えるような取引をしていると、さすがに手数料だけで、1万円はゆうに超えてきます。ネットで取引をしていると、簡単に注文できてしまうので、ついつい、取引回数も多くなってしまうんですよね。

そこで、注目されて来ているのが、定額制のオンライン証券です。

月6000円~1万円程度で、一定回数の取引が無料になります。

 比較サイトがごろごろしてるので、詳しくはそちらでご覧いただくとして、簡単にまとめるとこんな感じです。

定額制証券会社比較(2005.3現在)

証券会社
サービス
ネットレ
ホームトレード
(特別料率)
定額会費制
プレミアム
トレードパス
1ヶ月
8,190円
10,500円
6,300円
-
3ヶ月
20,790円
-
-
18,900円
取引回数
50回
60回
30回
無制限
貸利率
調査中
調査中
調査中
調査中
その他
現物・信用可
JASDAQ不可
現物・信用可

現物のみ

現物のみ

定額制証券会社にほんとうに乗り換えるべきか?

 単純計算すると、例えばイートレードで大体毎月10回以上取引するくらいが、ボーダーラインで、それ以上取引するのであれば、定額制の方がお得です。

 実は、すろっかぁ自身は、上記すべての証券会社に口座を持っているんですが、実際には、あまり使っていません。単純に計算すれば、これまで月平均で40回/月以上取引をしているので、メインで利用しているetrade証券よりも、断然お得なはずです。

 しかし、いざ、定額制の証券会社に鞍替えしようと思っても、いろいろなことを総合的に考えると、やっぱり現時点では、イートレードが良いかな、と思うのです。なぜかといいますが、、、、

手数料だけでは決められない証券会社選び

 単純に手数料の価格差だけでは決められない証券会社選びの基本的なポイントはいくるかあると思います。

  1. システムダウンを起こさず安定していて、レスポンスのよい取引ができること。

     なにはともあれ、大事なお金を預けるわけですから、システムが安定しているところでないと困ります。この辺は、さすがに証券会社として自覚をもってやっているとは思いますが、それでもオンライン系証券会社のシステムトラブルは後を絶ちません。新しくできたばかりの証券会社や、ユーザ数がすくなすぎてシステム投資をあまりやっていない証券会社などは、少し不安です。
     また、性能面でも、できるかぎりレスポンスのよいシステムを構築しているところが望ましいです。値動きの激しい市場などで取引をしている場合、注文が1秒遅くなったので約定し損ねて悔しい思いをすることもありますから。

  2. 取引画面や口座などの、Webサイトの使い勝手が良いこと。

     数十万、数百万、数千万の単位のやり取りを瞬間的にするのに、サイトの作りが人間工学的に不便では、話になりません。たかが、数万の手数料をケチって、その利便性が損なわれ、結果取引に影響がでるのであれば、本末転倒です。現段階では、どの定額制の証券会社も、イートレード並のユーザインターフェースを持っていない気がします。


  3. 場中にサイト間をあまり行き来したくない。  

     これは、特定の証券会社のことではありませんが、場中はできるだけ、複数のサイトに移動したりログインしたりすることは避けたいものです。だから、極力証券会社は一本化したいと思います。


  4. 資金を複数の口座に分散したくない。

     複数の証券会社を同時並行で利用する場合は、当然資金を分散して投資せねばならず、どちらかの口座の資金が遊んでしまうことが多いです。資金をできるかぎり効率的に回転させるためには、遊んでいる資金を極力ダイエットし、効率よくお金に働いてもらう必要があります。そのためには、やはりメインの証券会社を絞った方が良いと思います。


  5. どの市場の銘柄も買える状況が欲しい。

     投資できる銘柄候補は、多いほど良い、というのは当たり前です。それだけ選択肢が多いのですから、これから急成長する銘柄を探し出せる可能性が高いです。コスモ証券の定額制サービスは、プラン自体は非常に魅力的なのですが、いかんせん成長株の豊富なJASDAQ市場が取り扱いできません。その部分は、手数料取引でやるか、別証券会社でやる必要がでてきてしまいます。

     
  6. 現物取引と信用取引が、どちらもできること。

     さきほどと同じ主旨ですが、資金を効率よく回転させるためには、年利2%程度でお金を借りられる信用取引は欠かせません。さらに、下降相場なのでの信用売りができないのは、片手でボクシングをしているようなものです。いくら定額制であっても信用取引ができなければ、あまり魅力を感じません。


  7. 信用の金利および上限回数を超えた時の手数料が安いこと。

     定額制で手数料が安く抑えられていても、信用時の貸金利率や貸株利率が相対的に高くては、実質的な効果がなくなってしまいます。同じく、上限回数を少しでも超えると、莫大な手数料を取られるような体系も注意が必要です。いつも取引回数を気にしながら取引をしなければならない、となっては、取引に集中できずにいい結果が生まれないと思います。


  8. 無理やり「取引しなくては。」という気持ちにならないこと。

     私が貧乏性なのかもしれませんが、定額制の場合、あらかじめまとまった手数料を払っていることや、取引回数の上限があることから、実際には取引する必要がなくても、なんだかもったいなくて取引しなくちゃ、という気持ちになってしまいます。こういう心理状況下で、むりやり取引を行っても決して良い結果にならず、結果として手数料なんてふっとぶほどのキャピタルロスをしてしまう羽目になります。
     

結論

 上で述べたとおり、証券会社を一概に手数料だけで選ぶことは危険だと思います。たしかに、窓口系の証券会社比べれば、オンライン証券は、すでに1/3~1/10ほどの手数料となっています。ここから、さらに手数料を下げるように努力しても、そのせいで、株取引の方に悪影響を与えてしまっては意味がないのです。

 結論として、現段階としてはイートレード証券をオススメしています。

e-tradeの比例配分方法

 私が一番使っているe-trade証券について、いままで何回か比例配分狙いで注文してわかったことを書いてみます。

事実1.口座数No1のネット証券なので、比例配分時にもかなりの注文数があり、まず、e-trade自体にはそれなりの株数が割り振られる。
事実2.比例配分の振り分けはシステマチックに決まる。(注文はかなりの数なので、システマチックでないと時間的に間に合わない。)
事実3.これが一番キモなんだが、その配分決定はどのようなアルゴリズムかというと、
 ①1注文における注文株数が多い順に1株ずつ配分
 ②現物>信用
 ③時間優先(?)

という優先順位で決めていると思われます。(経験による推測です。)

ですので、たとえe-trade全体で、100株の比例配分権利があった場合、注文数の多い順で、ソートして上から順番に1株づつ配分するのです。(1株づつというのは、もちろん手数料収入を稼ぐためです。)

比例配分のGET方法

 上記の仕組みを理解すると、効率的に比例配分を狙う方法が見えてきます。

100万円の資金で5万円の株の比例配分を狙う場合、一度に20株注文するよりも、5株づつ4回注文する方が良い場合の多いのです。
手数料は4回分必要ですが、翌日以降の高騰を考えれば、問題ないはずですし、売り注文のときはもちろん一度にできます。

 ただし、たとえばe-trade全体で100株配分があり、6株以上の注文が100個あれば、5株の注文している注文には1株も配分されません。
 ゆえに、このラインを見極めて、ぎりぎり配分が取れる株数の注文を複数だすことが、一番効率の良い方法です。

 ここから先は、実際に何回かやってみて、感覚をつかむしかないのですが、世の中お金持ちなんて一握りなので、それほど大量の買い注文を出せる人の頭数はありません。またそういった人たちは、手数料がどうのこうの言わない人々ですので、お金持ちを優遇してくれる大手の窓口系の証券会社で取引をしているでしょう。よって、e-tradeのような個人投資家が多い証券会社では、それなりの単位の注文をしておけば、上位何名のなかに入ることは可能なのです。

 それと、売りと買いの比率にも十分注意しましょう。大型分割後や、大材料が出た場合など数日ストップ高が続く場合の前半は 売り数に対して圧倒的に買いが多く、比例配分が取れた場合のうまみも大きいのですが、売りに出される株が圧倒的にすくないので、かなり大きい株数を注文しないと、比例配分を受けられません。こういうときは、無理に狙っても利金効率が悪くなるので、あまりの資金で、だめもとでやるか、他の銘柄で運用し、2・3日たって、それなりの売り買い比率になったときに、上記の手法で比例配分をGETしましょう。

 あとは、注意したいのは、欲をかかずに次の日の寄りで売れるように成り行き売り注文をだしておくことです。もし、明日以降もストップ高・比例配分確定になったときには、売りを引っ込めればよいのです。

 実践例を例をあげてみると、6月24日に大幅な株式分割(1:11)をしたインボイスは、その後7日間くらい連続でストップ高をし(詳細を覚えてないです。)分割時22300円から、一気に47400円までいきました。最初の数日間はまったく手がでなかったのですが、3日目4日目以降は、上記の方法で1株の注文を10個、10株の注文を5個、20株の注文を5個だしたところ、20株・10株の注文はすべて1株づつ約定していました。もちろん翌日はストップ高売りを出しつつ、まだ伸びそうであれば、売り注文を取り下げて、結局買い単価平均3万5千円程度を4万7400円で15株ほど売れました。あまった資金(信用取引の担保のために通常使わない資金)でやるには十分な利益でした。

 e-tradeであればこのまま使えるでしょうし(今後分配方法、抽選方法が変わるかもしれませんのでそのときはごめんなさい。)
、ちがう証券会社の場合は、自分で探ってみれば面白いと思います。自分なりの攻略法が見つかるかもしません。

信用取引のデメリット

 (デメリットの大きい思う順に)

①金利手数料が発生する。(年利2%前後)
 メリットのところで触れましたが、信用取引には、金利が発生します。証券会社からお金や株券を借りて取引するわけですから当然です。
この手数料は、証券会社によっても異なりますし、取引内容によっても異なります。
私が利用しているe-tradeは現在(2004年8月)においては、業界ではもっとも低水準らしく制度信用の買建時で1.9%です。
(そのほか、信用売り時は、1.15%、無期限一般信用時で3.1%)です。
高いところだと、制度信用の買建時で3%程度のところもあるそうなので、短期トレード中心で取引する場合は証券会社選びを注意してください。


②各種権利物を取得する権利がない。
 優待券、株式分割やストックオプションなど、一定の時期になると株主が貰える権利というのがありますが、
これらは現物株を保有している株主に対して与えられます。証券会社から借りているお金で購入しているわけですから、
それら権利物の権利は証券会社に帰属します。ですので、信用取引は完全にキャピタルゲインを狙った売買しかできないといえます。
 大概の人は、キャピタルゲイン狙いで株取引をしていると思いますので、問題ないと思いますが、キャピタルゲインを狙うためにも
株式分割の権利を取りたい際などは、やはり現物で保有する必要があります。

③投資金額以上の損をする可能性がある。
 一般的に信用取引を拒むもっとも大きな理由がこれだと思います。100万円の原資で300万円まで取引ができますので、
300万円で購入した株を発行している企業が倒産した場合、株券の価値は0になり、損失は-300万円となります。
これでは原資の100万円では足らないので、200万円の借金を背負うことになります。まぁ200万くらいなら何とかなる気がしますが、これが1000万、5000万と原資が増えて言った場合、同じく莫大なリスクを背負うことになります。たとえば100万円ではじめた株取引が順調に5000万まで伸びた時、調子に乗ってレバレッジを効かせ続けていると、とんでもないことになるかもしれません。


④配当・株式分割等に注意が必要
 配当権利落ち日をまたいで信用売りを行っていた場合、1株当りの配当金×信用売建株数分の配当金を後日支払う必要がでてきます。(信用買いの場合逆に保有株数分の配当金を後日受け取ることができます。)
 また、信用で買った銘柄が株式分割をした場合、分割後の子株の権利は証券会社にあります。証券会社はその子株を競売にかけて売却します。
分割時の価格と競売で売却した際の価格に差分があった場合、その差分は分割時に信用買いで保有していたホルダーがその差分の権利を有します。たとえば、1対10の株式分割をし、分割時の株価が100万円の場合、単純計算で言えば、分割後の株価は10万円になります。分割時に信用買建でその株を保有していた場合、親株である1株はそのまま保有できますが、残りの9株は証券会社の株となります。ただし、100万円を借りて買った株がいきなり10万円の評価となるわけではなく、そもそもの借りた額は10万円に修正されます。これはこれでよいのですが、残りの9株は分割後すぐに競売にだされ、値が付きます。そしてその値が問題です。これが10万よりも高ければ問題ないですが、10万円より安くなることが多く、9万円や8万円といった値になってしまいます。(この競売は特定の人しか参加できませんので、うがった見方をすれば、わざと価格を下げて、個人投資家に損をださせ、自分たちは安い値段で子株を保有することができることになります。)仮に競売時の価格が9万円となった場合、10万円との差分は1万円で、分割時の信用ホルダーは残りに9株についても責任を持たねばならないので、9株×1万円の9万円は自分で支払わなければなりません。この9万円分は、親株の買建額に上乗せされて、先ほどの100万円の1/10である10万円の買建金額+子株の損失分9万円を合わせた19万円が親株の買建金額とされてしまいます。分割直後に10万円の株価を19万円で買ったことになるのです。もちろん過去には逆のパターン(競売時の価格が単純分割価格より高かったケース)もあったそうですが、やはり信用で買った株をそのまま分割時までホールドしておくことはオススメしません。

まとめ

 さて、信用取引におけるメリットとデメリットを説明しました。信用取引をやるか、やらないかは、これらメリット・デメリットの差し引きと、あとは本人の投資目的・精神的資質などによって決めればよいと思います。私の場合は、どうせ儲けるために株をやるのであれば、ちまちま稼いでいては年をとって死んでしまうし、やはりレバレッジ云々よりも、信用売りができるかどうかは、投資機会を単純に倍にできる点が非常に魅力的だったので、株取引になれるまで1年は信用をしないという自分で決めた原則を、数ヶ月も経たないうちに破って信用取引に手をだすことにしました。後数十年しか生きられない中、自分で作った根拠ない原則で1年も不利な状況で戦うのが、とてももったいないと考えたからです。この結果は、終わって見なければわかりませんが、今のところは良い結果となっています。


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