株式分割って?
株式分割とは、文字通りその会社の株が分割し、株数が増えることを言います。たとえば、1:10の分割であれば、ある日を境に1株が10株になり、その分、1株あたりの市場価格が1/10になります。
株式分割の権利は、現物の株を、権利日と権利落ち日をまたいで保有している人に与えられます。
たとえば、24日が権利日で25日が権利落ち日であれば、24日の午後3時に保有していた人が分割の権利を得ることができます。
権利落ち日になると、株式が分割し、1株当りの評価額は1/10となります。分割する元の株を「親株」と呼び、分割して新たにできた株(10分割の場合なら、新しい9株分)は「子株」と呼びます。子株は、約2ヵ月後にならないと手元(証券会社の口座)に入ってこないため、分割直後は、親株のみが売買できます。子株が手元にくることを「子株還流」と呼びます。
また、子株の還流までの間は、親株のみが口座上の評価額となりますので、現金や現物株を保証金として利用して信用取引を行っている場合は注意が必要です。株式分割により現物株の評価額が一時的にガタ落ちするため、保証金維持ができなくなり追証(おいしょう)が発生する可能性があります。
以前は、分割直後は2ヶ月もの間、親株のみが市場に出回ることとなり、相対的に需給関係が需要>供給となり、上がる傾向にありました。(この現象を利用して、企業買収を繰り返した某ライ○ドアは有名ですね。)現在では、子株の還流期間が断然短くなり、5日程度になりましたので、過去のような実態の伴わない分割直後の暴騰は見受けられなくなりました。