特定口座って?
以前までは、株で得た利益に対して二通りの納税方法がありました。ひとつは売買額の1.05%の税金を源泉徴収で支払う方法(源泉分離課税)と、自分で税務署へ行って、利益の20%に対する税金を納める申告分離課税の二つです。この二つの申告方法のうち、有利な納税方法を投資家が選択することができました。
しかし、現在では、原則として各自で確定申告が必要な「申告分離課税」の一本となり、税率は平成20年まで10%です。 そこで、それらの手続きを簡略化させるために「特定口座」なるものが生まれました。株主自らが税務署へいかなくても簡単に納税できるような仕組みが『特定口座』というものなのです。証券会社が所得費と売却額の差分を計算して、確定申告が簡単にできるような報告書を作成してくれる「特定口座・源泉徴収なし」のパターンと、利益が出た際は自動的に源泉徴収して、証券会社が我々の代わりに納税してくれる「特定口座・源泉徴収あり」のパターンがあり、好きな方を選択できます。もちろん特定口座を開かず、自分で納税することも可能ですが、少なくとも「特定口座・源泉徴収なし」を選んだ方が楽チンだと思います。