閑散に売りなし
相場が閑散となるときは、たいてい高値から値下がりして、値動きがなくなっている状態なので、その株を保有している投資家は嫌気がさして、もう投げてしまおうという気分になりがちです。
ところが、そういう閑散な状態は、売り買いの材料をこなして、いったん落ち着いてしまった状態とも言えるので、材料次第でどちらにも動く可能性があります。ですから、そういうときにあわてて売り急ぐ必要はない、ということ意です。 もちろん、株価がどちらに動くかはわかりませんので、結果として「閑散」のときに売ったほうがよかったということもありますが、経験則として、「閑散」とした相場は、売りが出尽くして、むしろいい材料が出ると急騰するようなこともあるため、こういう格言が残っているわけです。ただし、株価が数週間~数ヶ月も動かないのは、資金効率の面であまりよろしくないので、投資スタンス次第では、「売り」も必要です。また、「閑散」の状態から相場が急に動き始めるときのことを表した格言では「保合い(もちあい)放れにつけ」というのがあります。