立会外分売を利用した投資法
まず、立会外分売とは何か?については、ここをご覧ください。
さて、本題の立会外分売を利用した投資方法です。
基本線は、当然立会外分売の割引価格で購入した株を市場でリリースすることです。しかし、先ほども書いたように、立会外分売価格で引き渡さた株は、(市場価格が分売価格よりも高い間は)売り圧力になりますから、いくら分売である時点の市場価格から3%割引で購入したとしても、翌日以降に市場価格が値下がりした場合、3%の値幅をとることができません。
そこで、登場するのが今回の投資法です。
①分売発表~分売価格決定時の間で、信用売りを行う。
②信用売りを行った分だけ、立会外分売を購入する。
①と②を両建てすることで、(理論的には)割引分の利益を丸々得ることができることになります。また、実際の株価は立会外分売以外の市況状況や材料などで上げ下げを行いますが、この方法であれば、それらに関係なく、一定の値幅が確保できます。
注意点としては、①と②を極力両方実施すること。片方だけですと、分売以外の要因による上げ下げで、損をすることもあります。特に分売を意識した信用売りがものすごく偏ってしまうと、踏み上げ相場になって株価が急騰する可能性があります。ですので、①で売り建てしたものの、株価急騰により大損をする危険性があるのです。しっかり同数の分売株をもっていれば、その急騰時でも、売りの損をカバーする利益を得ることができるのです。考え方の基本は裁定取引(アービトラージ)ですね。価格の差のある同一銘柄を同時期に売り買いすることで、購入した時点の一定の利益を確保するというものです。
さらに、もうひとつの方法論として、
③分売後の急落時、信用売りの超過時などを見計らって、買い建てをする。
という方法も加えます。これで一相場が終わります。
立会外分売を利用した投資法は、リスクなして一定の利幅が取れますし、日々実施できるチャンスがありますので、かなり有効な武器になると思います。
立会外分売の実践については、こちらのサイトが断然オススメです。私もいろいろ勉強させていただいています。