IPO(新規株式公開)とは?
既に知っている方も多いと思いますが、IPOとは、新たに株式公開を行う銘柄のことを言います。創設者やベンチャーキャピタルなどの出資者しか保有していなかった株式を、一般の市場に公開し、だれもが購入できるようにする行為です。株式公開にあたっては、各市場におけるさまざまな上場基準に合格しなければならず、日本においては東証一部がもっとも敷居の高い市場です。
企業としては、株式を市場に公開することにより、直接市場から資金を調達する手段を得、また、上場基準を満たしていることで会社としての社会的ステータスの向上⇒社債や借り入れ時の金利低下というメリットがあります。
IPOには、売出と公募があり、売出とは既存に発行されている株が売りに出されることであり、公募はIPOのタイミングで新規に株が発行されることを意味します。通常の新規公開においてはこの両方が同時に行われることが多いです。
IPO銘柄の公募価格と初値
と、まぁそんなことは我々個人投資家にはどうでもよいので、これくらいにして、我々個人投資家として最も気になるのは、公開時の公募価格と初値との差だと思います。トレンドとしてIPO市場が好調な時と不調なときがあるようですが、すくなくとも近年(2003年~2005年)はIPO銘柄はほとんどすべて公開時価格よりも初値のほうが上回っています。中には、公募時よりも3倍も4倍もする価格で初値がついた銘柄もあります。以下に2004年どの増加率TOP10をまとめてみました。詳細は、こちらです。
<2004年度のIPO銘柄 公募価格⇒初値倍率TOP10>
コード 増加率
2403 602.50%
1400 566.70%
3741 515.40%
3742 480.00%
3328 442.40%
2400 426.30%
2437 363.10%
2430 358.60%
2404 358.30%
3767 332.60%
最高は、2403リンク・ワンの600%UP(=公募価格の7倍)でした。100万円分買えていれば、すぐに700万円で売れた分けですね。当選された方が羨ましいです。