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信用取引は怖くない!①
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信用取引は怖くない!

 信用取引とは、たとえば、100万円の現金を担保に、証券会社から300万円までのお金を借りて投資することが可能な取引です。私が「株」を始めるにあたってまず考えたことは、慣れるまで(少なくとも1年間)は信用取引はしない、ということでした。 しかし、結果として、3ヶ月も経たないうちに信用取引の口座を作り、半年経った現在では日々の取引はほぼ信用取引で、というくらいどっぷり浸かっています。

 それでは、なぜ私は、信用取引を恐れていたのでしょうか、そしてなぜ今はどっぷり浸かっているのでしょうか?

信用取引を躊躇する理由

①風評・噂で聞いたこと
 友人・知人・TV(ドラマとか?)で信用取引で損をして、人生を失った人がいる、とい聞いたことがあること。

②大損する可能性
 投資した金額以上のお金を損する可能性があること。

この程度の漠然とした理由だった思います。
(大概の人は漠然としたリスクを毛嫌いしているでしょう。)

しかし、『株』について勉強するにつれ、信用取引にはこの漠然としたリスクを補って余りあるメリットがあることがわかりました。

信用取引のメリット

 (メリットの大きいと思う順に)

①信用売りができる
 一番のメリットは、何よりも信用売りができることです。これは、現在現物の株を保有していなくても、証券会社から株を借り受けることにより、「持っていない株を買うより先に売ることができる」取引です。この取引により、通常の現物取引(現金で株を買うこと)の場合、株価が買ったときよりも上昇しない限りキャピタルゲインを得ることができませんが、『信用売り』であれば、買った時よりも株価が下落していれば儲けることができるのです。景気は常にうねりを形成しますので、上昇相場だけでなく、下降相場というものも必ずやっていきます。
もちろん下降相場においても上昇する個別の銘柄はあると思いますが、やはり下降相場においては、下落する銘柄の方が見つけやすいはずです。また、市場は、中長期的だけでなく、短期的にも波を描きますので、急騰した翌日は下落するなんてこともしばしばです。こんなときは、「信用売り」なのです。ボクシングで右手のみで戦う選手と、両手を使える選手、どちらが有利でしょうか?一目瞭然です。(もちろん、両手を使えてもどちらも貧弱なパンチでは誰にも勝てませんし、片手でも力の強いボクサーであれば、強いはずです。)


②レバレッジ(テコの原理)が効く
 信用の2大メリットの片割れです。これは、100万円の現金で、300万円の信用取引が可能なので、現金での取引を合わせると、最大400万円までの取引が可能です。(通常、枠いっぱいまで使うことはしません。)テコの効果により、通常の現物取引のみで得られる利益が、信用枠も合わせると3倍にも達するわけです。ただし、損を出した場合も3倍となりますので、まぁ単純にハイリスク・ハイリターンになるってことです。ただ、個人投資家の少ない資産で大きく儲けようと思った場合、ある程度レバレッジを効かせない限り、「株」取引で得ようとする利益を上げるのは難しいと思います。「株」取引に求める目的は個人個人で違うと思いますが、年利数%の利益を求めるのであれば、外債や投資信託などで十分でしょうし、年数万、数十万を求めるならば、本業に精を出したほうがよいでしょう。逆に、レベレッジの高さとしては、先物やオプション取引の方が高いですが、そこまで行くと100か0かの世界ですので、掛け捨ての保険として使うのは良いですが、投資対象として主軸にすることは難しいです。

 このような観点でいくと、「信用取引」で発生するレバレッジの効果は、上にも下にも私にはちょうど良いものなのです。

信用≒保証金を担保にお金を借りて株を買うってことです。その借りているお金には当然、金利手数料(デメリット)がかかります。しかし、その手数料は概ね年利2%前後です。あなたは、いまどき、年利2%で借金できますか?安全な担保がある住宅ローンだってなかなか2%台では借りれません。そういうで、信用取引は、かなり低率な借金といえます。

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③手数料が安い
 信用取引の場合、通常現物株式の売買よりも売買手数料が安いです。私が普段利用しているe-tradeの場合、現物の場合、1注文につき最低735円(税込)で、
約定代金50万円ごとに高くなり150万を超えると1680円(税込)となりますが、
信用取引の場合、約定代金に関わらず577円(税込)です。
これには理由がありまして、信用取引は証券会社からお金・株券を借りて売買しますので、
その分の利子が発生します。それで補っているわけです。しかし、1日2日しか保有しない銘柄の売買であれば、
利子分を含めても断然信用の方が安くなります。

たとえば、100万の銘柄を売買すると、
【現物取引の場合】
1155円×2で2310円の手数料が発生します。
【信用取引の場合】
手数料は575円×2で、1150円、
2日分の利子を払っても100万円×1.9%×2/365=104円となります。
よって、手数料と足しても1254円となります。

短期取引には信用取引のほうが有利ということがわかると思います。


④手仕舞いが早くなる 
 これは逆説的なメリットといえますが、上述のとおり信用取引には金利が発生しますので、
手仕舞いが早くなります。ですので、利益が出ているところで売り、損切りは早く、などができます。
一般的に短期売買においては、利が乗った場合に「まだいける」と思って持ち続けたり、下がったところで、
「いづれ回復する」と思って塩漬けにしたりすることは厳禁ですので、信用取引の金利はその良い抑止剤となるわけです。

さて、ここまでで、信用取引の主なメリットを書いてきましたが、もちろんデメリットも存在します。
ただし、以前のように漠然とした恐れではなく、明確にデメリットとして把握した上で、上手に付き合うことが重要だとおもいます。


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